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プロフィル
やきものキャラバン
1981年以来、やきもの展が特別なものでないはずと、誰もが気軽に訪ねて、おしゃべりしながらやきものが手に取れる場として、北は北海道から南は沖縄まで全国各地でやきものキャラバンを展開。作り手から使い手にと、フリースペース、喫茶店、女たちの場、自然食品店、寺などありとあらゆる場所に出没。現在までに500箇所以上を巡っている。
キャラバン以外の表現活動
1975年相棒米谷恵子と出会う。
1977年ふとしたきっかけで初めて粘土を手にする。
1979年母の死で決意し、ベロ亭に築窯。
1986年以来、メキシコ、グァテマラ、ニカラグァ、ペルー、エクアドル、ボリビア、チリなどラテンアメリカのやきも のの村々を巡る旅を重ね、土臭く自在なやきものに物作りの原点を再確認する。
1993年全国から500人が来場した東京の「ギャラリーいそがや」での初個展を皮切りに、泥人形だけでの個 展 を1996年に「ギャラリー無寸草」で。
他にサーカスサーカス(神戸)、ヒルゲート(京都)、セルフソーアートギャラリー(大阪)など個展多数。
1995年埼玉県狭山市の「彫刻工房KOBATAKE」にて研鑚。
1997年には、日本で「証言」をした元「従軍慰安婦」キムユンシムさんの姿を泥人形に表現し、韓国を訪ね、 泥人形「証言とその後」を手渡す。
1998年より2000年までは、エクアドルのキト、ペルーのクスコに定住する。クスコではクスコの陶芸家フリオの陶房で作陶、個展を開いたり、クスコの美大ベジャスアルテス大学でも教えた。
2003年、再びクスコで2ヶ月滞在し作陶と教鞭。2004年は5ヶ月間滞在し、主にククスコのレストラン「プカラ」の食器などを作成。
2004年12月『土器の唄がきこえるか・・・。ラテンアメリカやきものの旅』を冬花社から出版。
2005年3月草花舎ー島根県益田市
2005年12月神戸サーカスサーカスにて個展「58歳の触感」
2006年3月広島瓢箪堂にて個展。
2007年4月東京、ギャラリー「エイト」にて個展
2007年11月広島、ギャラリー瓢箪堂にて個展
2008年まで、「キャラバン」の企画や「ベロ亭」の生活面の相棒であり最大の理解者である詩人米谷恵子とともに、その時々の多様なテーマを共有、もうひとつの女たちの生き方を求めて全国で「ベロ亭やきものキャラバン」を展開し続けている。(キャラバンは2008年現在27年目)
特に「泥人形」と呼んでいる陶彫作品では、人間の苦悩、喜び、出会い、祈り、笑い、そして叫びを土の塊に込めている。
また、個展で同時開催のトーク、キャラバンでの米谷とのライブトークなども、多数開催。豊中男女共同参画センターなどでの講演もある。
陶芸教室
また、越前市の男女共同参画センターでの「女性のやきもの講座」、地元の老人、青年、子どもを対象にした陶芸教室、個展と同時開催の陶芸教室なども好評のうちに開催。教室では参加者の、形になる前の素朴な表現欲求を引き出す指導をしている。
ひでこのやきもの紹介
泥人形
1977年以来岩国英子がつくってきた泥人形は、
女の苦悩、喜び、出会い、祈り、笑い、そして、叫びを表現します。
多分これまでに作った泥人形は300体ぐらい。
題 :孕み
ごく初期につくったもので、腕に赤子、もう片手におにぎり一つ持ち、次にまた孕んでいる姿だ
米谷恵子の詩より
「冷えてく悲しみ
腕のなかにあつめて
起こってる愛
腹のなかに育てて」
左写真:赤沢ヒロ子
私の中のふたつの世界
ペルーと日本を行き来するヒデコの世界を、2004年ペルーで作成、焼成。
岩国英子のやきもの、展覧会、ベロ亭やきものキャラバン、情報など
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